【第六話】クレイジーラバー
私の精一杯のイタリア語。
Buon Giorno(ボン・ジョルノ)
しかも、声が裏返った…
この瞬間、私は終わった…と思った。
その瞬間
「ハジメマシテ」
日本語かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は突っ込みたい衝動を抑え
「はじめまして。日本語お上手なんですね?」
と冷静に返答。
予想外の展開に頭がこんがらがりそうだが
何とか気持ちを落ち着けながら席に着く。
すでに、国際結婚相談所のYさんは噴出しそうだ。
しかし、こればっかりはやむをえまい。
私が逆の立場なら、耐えれた自信は全く無い。
そして、国際結婚相談所の紹介があり
国際結婚相談所 Yさんからは本日の流れの説明。
そして、戦いの火蓋は切って落とされた。
しかし、人見知りの私に対し
ジョナサンはとっても気さく。
なんだか気の抜ける感じもした。
しかし、そのおかげでものの5分もせずに
場に馴染め、普通に会話が出来るようになった。
第一印象:ジョナサンは優しい
ひとしきり話した後、私は会えてアニメの話題をふってみた。
国際結婚相談所 Yさんは、明らかにビックリしていた。
が、この壁を越えなくては、私に明るい未来はないと思い
国際結婚相談所 Yさんの驚きを横目に、話を切り出した。
ジョナサンは
「ニホンノアニメダイスキデス、ワンピースサイコウ」
この瞬間、目の前が明るくなったのは言うまでもない。
もちろん、国際結婚相談所 Yさんは唖然としていた。
ワンピース、共通の話題を見つけた私たちは
まるでエヴァ初号機の暴走、ニルヴァーシュ タイプZEROの発動
ワンピースでいうなら、サンジのアンチマナーキックコースばりに
無敵だった。
そして、悲しくも来てしまう楽しい時の終わり。
名残惜しかったが、国際結婚相談所 Yさんの
最後の説明を聞き会場を後にした。
ジョナサンが先に席を立ち
そのまま私は国際結婚相談所 Yさんに一言。
私は出来れば、ジョナサンともっと話してみたい、と。
国際結婚相談所 Yさんは
良かったですね?
では、ジョナサン様からご連絡がありましたら
すぐにご連絡をさせていただきますね。
と、嬉しそうに受け答えをしてくれた。
そして、私は会場を後にした・・・
国際結婚相談所、ありがとう…
国際結婚相談所、後は頼んだ…
そう思いながら
国際結婚相談所 Yさんに一礼をし岐路に着いた。
帰りしなに考えた、これが噂のお見合いパーティーなのか?と。